計画こそ勝利への近道
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ルールの無い「感情」や「勘」に頼った投資は楽しいものです。「楽しい」とはつまり「楽」と言う意味もでもあります。大きく勝つのも「感情」や「勘」に頼った時によく起こります。そしてそれ以上に大きく負ける時もまた同じです。個人投資家の7割、8割ともいえる人が負けている(トータルで利益が出ていない)現実はほとんどの投資家が「楽」をしているからです。機関投資家が楽しみながら投資をしていたらどうなるでしょうか?市場は戦場である事を先ずは心得る必要があります。 |
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投資は決して面白くない
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感情を一切排除し機械的に坦々と取引する事は時として退屈です。ましてやルールに従い連続した損切が出た時など感情を抑える事が出来なくなる時もあるでしょう。それでも決して「例外」を作ってはいけません。「今回だけは違う感じがする」や「ここから反転(反落)しそうだから、もうちょっと・・」などと思ってはいけません。その判断が正しいか否かが問題なのではなくそのような考え方は今後の投資判断をも狂わせるからです。 |
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トータルで利益を出す事が重要
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感情任せの取引では9勝1敗でも負ける世界です。毎回の投資について一喜一憂する事は望ましくありません。原則として1年間のトータルでプラスを目指します。そして、半年、3ヶ月、1ヶ月、10日と区切りを付け収益を計算します。直ぐに結果を求めてはいけません。簡単に結果が出る程楽なものではなく単調な売買執行を続ける退屈な作業です。10日、1ヶ月で収益が継続して出ない場合は計画そのものを疑わなくてはなりません。 |